RubyCocoaは、「MacOS XのCocoaオブジェクトをRubyスクリプトからRubyオブジェ クトとして扱うためのRuby用ライブラリとフレームワーク」(RubyCocoaホームページより抜粋)です。詳しいこと(使い方、インストール方法の詳細等)は上記サイトを読んでいただくとして、このチュートリアルでは「InterfaceBuilderで作ったGUIをRubyスクリプトからコントロールする実例」をひとつ紹介します。
RubyCocoaで作られたアプリケーションは、RubyCocoaをインストールしている環境以外では動かないという弱点はあるものの、手軽にGUIを持ったアプリケーションを作成するという点では、かのAppleScriptStudioにも全くひけをとりません(*1)。しかもRuby自体がAppleScriptよりはるかに強力なスクリプト環境ですから、この際にRubyも覚えておけば後々役にたつことも多いでしょう。
今回作るアプリのスクリーンショットです。フィールドに数式を入れてreturnキーを押せば、数式の横に "=" が出て、計算結果を表示します。非常に単純なアプリですが、Objective-Cだけでやろうとすると結構手間がかかると思います。
「RubyCocoaホームページ」の「インストール」を参考に、RubyとRubyCocoaをインストールしてください。Rubyの最新版ソースは「Download Ruby」にあります。
なお、私はRubyCocoaを最初 "dl file" というフォルダにダウンロードし、インストールに失敗しました。間にスペースを含むディレクトリに入れて展開すると、configの途中でエラーが出るようです。今までMacオンリーできた方は特にご注意ください。恥をさらして警告いたします。
さて、インストールも無事終わり、各種サンプルプログラムの動作確認も済んだでしょうか。それでは次に進みましょう。