年が明けてもまだ生ぬるいお天気です

今朝は年が明けて初めての撮影に出掛けた。
今年はさっぱり気温が下がらないので、いつものような霧氷狙いができない。
昨日の晩に色々考えて、パシャデリックのマップで太陽や月の運行を検討した結果、とりあえず十勝大橋の北側から橋を撮ってみることにした。
多分、早い時間帯には月をバックに、日の出後は太陽をバックにできるので、特に月の時間帯は長時間露光で斜張橋独特の幾何学的美しさを表現できるかなあと思ったのだ。
そして朝日が出た後は西側の平原大橋の下に潜り込んで、何年か前に撮ったこの写真(↓)

色鉛筆風HDRI

これの2016年版を撮ろうかなと。
この写真は(自分で言うのも何だが)橋の重量感と、それを支える橋脚の力強さが上手に表現できていて、できればこいつに朝の光を斜めに入れて、より立体感を出したいなあと思ったのだ。

ところが今朝目が覚めてみると、まだ4時前。
もう一度寝てしまうと危険だが、起きてそのまま橋に向かうにはちょっと時間が早過ぎる。
それに橋の近くは知らないうちに小さなお地蔵さんが増えていたりすることもあって、あまり深夜時間帯には行きたくない(風景写真撮るくせに怖がりなのだ)。
どうしようかなあと考えているうちに、何故かクルマは空港道路方面へw

東に向かえば昆布刈石海岸だが、南へ向かうとなれば当然目指すは晩成海岸だ(もっと寒ければ氷塊目指して十勝川河口に行くという選択肢も)。
このまま1時間ちょい走れば、ちょうど日の出前の朝焼けまでには余裕で晩成温泉近辺に着く(もし遅れても途中で(↓)こんな光景に出会える)。

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なぜ国道や高規格道路ではなく空港道路を選んだかと言うと、どうせ途中でトイレに行きたくなるから。空港道路には、さらべつ道の駅に付設されたキレイで温かく、照明の明るい(←ココ大事)トイレがあるのだ。

海岸には予定通り夜明け前に到着し、太陽が出るまで色々な条件で撮ってみた。
とはいっても何の特徴もない砂浜なので、どちらかというと、海の撮り方を練習したような感じだ。

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(↑)一番気に入っているのはこれ。遠景の柔らかさと近景のジャリジャリ感が好き。
ちなみに遠景部分が柔らかいのはボケの効果ではなく、波がザワザワしているところを長時間露光しているから。画像をクリックして大きな画像で見るとわかるが、空と海の境界線はきっちり1本の線になっている。

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(↑)これはズームの望遠側で波を撮ってみたもの。もうちょっとキラキラ、ツヤツヤした水飴のような波を撮りたかったんだけど。

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(↑)一緒に持って行ったソニーRX100で撮った。このコンデジ、オートで撮ってもきっちり雰囲気を出してくるが、K-5を上回る絵を出してくるかというと、そんなことは全然ない。でも小さくて扱いやすく、これしか持っていない時に絶好の被写体に出会っても何ら諦める必要の無いカメラ。多分最近のモデル3/4はもっと良いはず。

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(↑)これは去年(といっても12月30日)に更別で撮った写真。どうしても霧氷かそれらしいモノが撮りたくて、急斜面から落ちそうになりながら川面まで降りて撮った写真。結構大変な目にあった割に余裕があって、HDR合成前提で露出ブラケット連写してみた。若干この世離れした雰囲気が出てお気に入り。

なんというのかな、僕は絵葉書のようにキレイな写真より、ちょっと足を踏み外したらアチラの世界に行ってしまいそうな、妖しくて、それでいて美しい写真が好きだし、そういうものを撮りたいと思っている。
インスタントでそれに近い雰囲気を出すには、彩度を落とし気味のHDR合成が一番近道なんだけど、HDRは最初から合成を目的にして撮らないと結局派手な嘘くさい画像になってしまうし、派手な方がFlickrなどではウケが良いしで、色々難しい。
それと、一時期はコントラストの無い、地味な写真こそが本当の風景写真だと構えていたこともあったけど、そういうのってキレイな写真を撮れない時の言い訳に使えてしまうので、今はそっちの方はあまり考えないようにしている。